久々に思い出した歌

昼間はミョーに浮かれて恋心。
夜になって、浮き足だった自分に涙。


そんな時、ふと思い出すのは
伊勢物語の中の、一篇の歌。(55段/言の葉)

思わずは ありもすらめど
言の葉の 折節(おりふし)ごとに 頼まるるかな

つまり、
「君は僕のことを思ってくれてはいないんだろうけれど、
でも、ちょっとした君の言葉に 期待を持ってしまう…」
ってなところでしょうか。
前に、結局成らなかった恋心をいだいたときも
この歌が頭の中でリフレインしてました。
別に古文が好きだったわけでもないのですが
(むしろ漢詩の方が好きだった)、
最初にこの歌を知った十年ほど前?から
ずっと、心に残ってます。


…あ、ちなみにこの歌を知ったのは、
学生時代ではありませんので念のため(笑)。
この文章、読み返したら恥ずかしかったので
もしかしたら数日後には消しているかも、です。乞御容赦。