名言

in the blue mood...

冬、どことなく心寂しく。 寂しさに 宿をたち出でて 眺むれば いづくも同じ 秋の夕暮れ 良暹法師 この歌、 泣けるわ…。 「宿をたち出でて 眺むれば」。 そう、そういう場面、あります!!!! なんだか部屋の中にとどまっているのが切なすぎ、 別にあてもな…

貧乏者の恋

いや、別に自分の現状とはまったく関係ないんですが。 ふと久々に読み返した、庄野潤三。 短編集、「プールサイド小景・静物」の中にあった、 「ウマいこというねぇ、おっちゃん!」なワンフレーズ。 ふところの寂しい恋愛というものは、出来の悪いマッチを…

久々に思い出した歌

昼間はミョーに浮かれて恋心。 夜になって、浮き足だった自分に涙。 そんな時、ふと思い出すのは 伊勢物語の中の、一篇の歌。(55段/言の葉) 思わずは ありもすらめど 言の葉の 折節(おりふし)ごとに 頼まるるかな つまり、 「君は僕のことを思ってくれ…