伝えるということ


目覚めよ 仏教!  ダライ・ラマとの対話 (NHKブックス)
ダライ・ラマとの対話をまとめた「目覚めよ仏教!」などの
著書で知られる上田紀行さんからのメール。
その告知の転載です。


正直言って、こういうのを回すのって
"スタイリッシュじゃない"っていうか、
なんかベタな手法でカッコわるい、と思うのが
常の私なんですが。


でも、やります。
以下。よろしゅう。

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  臨時「仏教ルネッサンス塾」開催のお知らせ!!
  2008年4月29日(火)祝日 12:00〜15:00
                    in青松寺観音聖堂
  ひと足先に「仏(ぶつ)リンピック」!
   悲しみと怒りのただ中から、いまこそ、慈悲ある世界を目指して
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仏教ルネッサンス塾・塾長、上田紀行です。
チベットが緊迫した情勢を迎えてから一ヶ月、多くの人が心を痛め、何か行動しな
ければ!との思いが日増しに募っています。私自身も、大手書店に呼びかけての、チベッ
ト・ブックフェアの開催、文化人による声明と記者会見など、できる限りの行動に邁
進してきました。
そして今、「仏教ルネッサンス塾」を、一年ぶりに緊急開催します!
『目覚めよ仏教!』の対談での、ダライ・ラマ14世の鮮烈な生ビデオメッセージを全身
で受け止め、特別ゲストと語り合い、そして参加者全員で創り上げる「仏リンピッ
ク!」に、ぜひ皆さんお集まりください!!!
                             
■開催日:2008年4月29日(火)12:00〜15:00
■選手団;上田 紀行 & 特別ゲスト(交渉中) & 参加者全員
■参加費:500円(一般)・無料(青松寺護持会会員・学生)
■会 場:青松寺観音聖堂
■申込み:03-3431-3514 /seisyouji@basil.ocn.ne.jp
    ※受付の関係上、参加者全員分のお名前・ご住所をお願い致します。
    ※前日午前中までにお申込ください。
■詳 細:青松寺ホームページをご覧ください。詳細は随時更新いたします。
     [http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/index.html

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 ひと足先に「仏(ぶつ)リンピック」!
  悲しみと怒りのただ中から、いまこそ、慈悲ある世界を目指して
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 チベットが直面してきた苦難はようやく日本でも知られるようになりました。しか
し、この間の動きの中で「仏教」からの声が聞こえてこないのはどうしてでしょう
か?
 この問題は、単なる「チベット対中国」の領土問題ではありません。現在の世界を
覆う、「強いもの、大きいもの、金のあるもの」が勝つのだという平板な世界観に対
して、ひとりひとりの固有な世界を大切にし、人間の内的価値ー愛と思いやりーの発
見とその実現から、より良き世界を築いていこうという、現代社会に対する仏教から
の大きな投げかけがそこにはあるのです。『目覚めよ仏教!-ダライ・ラマとの対
話』(NHKブックス)の中で述べられたような、ダライ・ラマの、そして仏教から
の鮮烈な問題提起の本質を、多くの人に知ってほしい。今こそ、「仏教」が発信する
ときです!

 私たちは北京に先立って、ここ東京で「仏(ぶつ)リンピック」を開催します。
智慧の獲得〉ー学ぶこと、深く知ることー、〈慈悲の実践〉ー心からの思いやりを
もって行動することー、仏教の二つの柱の実践は、真のオリンピック精神の実現と
まったく重なり合っています。
 第一部は、この状況への発言です。上田との対談のビデオでのダライ・ラマの鮮烈
なメッセージに触れた後、この状況をいかに理解し、行動していくかを、特別ゲスト
(交渉中)を交えて、ともに考え、論じます。
 第二部は、参加者全員で「仏リンピック」を創り上げていきます。おひとりおひと
りのチベットに対する思い、世界平和に対する願い、祈りの力を、表現し、共有し、
発信する場を、全員の参加のもとに創り出します。

 苦悩を出発点とし、そこから洞察を深め、ともに道を歩みながら、未来を創造して
いく。
 今こそ、智慧と慈悲の実践が求められています。
 4月29日正午、ぜひ青松寺にお集まりください!
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以上。