オリンパス RS27/音声再生用フットスイッチ

Olympus RS27!


オリンパスの、RS27というフットスイッチ。
これ、待ってました!
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オリンパスDS-10(2002年4月発売)っていう
既に何世代か前のICレコーダーを仕事で使ってるんですが。

オリンパス Voice-Trek DS-10 DS-10


これ、PC(ウチの場合はMac、ね)に取り込んで再生する場合に
「DSS Player」っていうソフトを使うんですよ。
で、従来もwindowsでは、ファンクションキーを
「再生」とか「早回し」とかに割り当てられるようになっていたんですが、
Mac用のソフトでは、その機能はなく。


といっても、USBストレージクラス対応*1ならばまだしも、
そんな対応以前のDS-10
これを買った当時は、Macに対応したソフトのバンドルされている
ICレコーダーは、ほとんどなかったんですよ。
で、選択の余地なく、これを買った、と。



で、従来もテープ起こしのプロの方々の間では
(とはいえ、見たところwinユーザの方ばかりでしたが…)
自作で改造フットスイッチ(足踏みスイッチで、再生や早送り、
巻き戻しなどをコントロールするもの)を作っていた方もありましたが。*2
さすがに弱気なmacユーザとしてはそこまでする気力はなく、涙を飲んでいたのでした。


そんな雌伏の日々が、遂に破られるときがやってきました。
このRS27が発売になったのです〜!!!
でも、オリンパスのウェブサイトを見ても、
RS27自体の商品紹介サイトにはmac対応については全く触れられていない…。
http://olympus-imaging.jp/voicetrek/accessory/rs27/


しかし、一縷の望みを抱いて覗いた、ソフトウェア(DSS Player)の
アップデートモジュールのダウンロードサイトで見ると、
しっかりとこう書いてあるではないですか。

DSS Player Version6(6.0.4)
→DSS Player Version6(6.2.0)

Intel CPU 搭載の MacintoshRosetta 環境での動作に対応しました。
・フットスイッチ RS-27 に対応しました。
 「 フットスイッチ RS-27 」 について詳しくは 製品紹介ページ をご覧ください。
・本バージョンから Mac OS 10.2 以降の対応になります。

http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/VT/softDL/J/dssmac124.cfm

おぉ〜〜〜っ!
ってことは、ver6.2.0にすれば、OS10.2以降なら
Macでフットスイッチとして使えるワケね!!!?



ということで、製品紹介ページにその旨の記載がないのは
スゴく不安ではありましたが、
もうイチかバチか、で買ってみましたよ、はい。


で、さっそく自宅のPowerbookG4MacOS 10.3.9)にて
試してみました。


何の設定も必要なく、USBに挿しただけで、無事に動きます!!
基本的には三つのスイッチがあって、真ん中が再生、
右が巻き戻し、左が早送り。
(気分的には「左が巻き戻し」で「右が早送り」の方が
ユーザインターフェースとして納得できるんですが、この設計、なぜなんでしょう…)
そして真ん中の再生スイッチは、押している間は再生が進み、
足を離すと再生が止まる、というもの。
これまでこういうフットスイッチを使ったことがなかったので、
最初は「クリックしたら再生、もう一回クリックで停止、という方が
使いやすいのでは?」と思ったりしたのですが、
いやいや、そんなことはありませんでした。
使ってみると、やっぱり押しっぱなしで再生、の方が使いやすいです。
更に、タッチセンサ付きで踏み込むほどに速度が速くなる、とかが
あれば便利かもなんて思ったのですが、
考えてみたら足先でそこまでコントロールするのは、かえって大変そう。
このRS27の機能で十分、です。*3

*1:まぁ平たく言えば、USBで接続するとレコーダを、外部メモリのようにして使える、ってことです

*2:有名なところでは、橋爪ライティングオフィスさんによる“おこしやす(winユーザのテープ起こし界標準?と言えるソフトらしい)”用フットコントローラなどがあります。サイトはこちらへ。http://www13.ocn.ne.jp/~h-write/footcontroller.htm

*3:速度調整は、DSS Player側で調整可能です