AI/We are the world

この曲、今、Space Shower TVを見てる世代で知ってる人って
実は少ないのかも。
なにしろ、二十年以上まえのこと、ですからね…。


スペースシャワーTVのCM(?)で、
AIのアカペラでのトラックが流れるヤツなんですが。
(ちょっと前のバージョンは、熊谷和徳のタップとAIのヴォーカルが
 埠頭のような場所でコラボしてる、っていうものでした)


We are the world〜〜」っていう
スティーヴィー・ワンダーのヴォーカルも懐かしく思い浮かぶ、
アレ、ですよ。
曲タイトルはそのまんま、「We are the world」です。

We Are The World: U.S.A For Africa

今、「はまぞう」で検索したら、DVDが出てるらしいですね。
左が20周年の記念版、右が2006年9月末に出たばかりの通常版です。

ウイ・アー・ザ・ワールド・20thアニヴァーサリー [DVD] U.S.A. For Africa/We Are The World


USA for AFRICAっていうプロジェクトで
チャリティソングとしてリリースされたこの曲。
1985年、ですね。
マイケル・ジャクソンライオネル・リッチー(!)による曲で、
クィンシー・ジョーンズやらダイアナ・ロスやら
スプリングスティーン、ダリル・ホール、ヒューイ・ルイス、
レイ・チャールズなど大御所が参加、です。


この曲の一年前、イギリスでボブ・ゲルドフ
LIVE AID」としてアフリカ飢餓への援助として
「Do They Know It's christmas」をリリースしていて、
その影響で「アメリカでも!」っていうことらしいのですが。
(下はライブエイドのDVD版)
ライヴ・エイド (通常版) [DVD]


プロジェクト名自体、
(United Support of Artistsの略、という意味付けはあるにしても)
ダブルミーニングとしか取りようのない
「"USA" for AFRICA」ですからね…。
そこで国名ベースで立ち上がっちゃう、というところが
あまりにアメリカ的というか、なんというか…。



とはいえ、楽曲はやっぱり(やや直球過ぎはしますが)
魅力はあります。


AIの、アカペラの曲を聴いて。
この曲って、こういう形で、一人一人が心の中で歌い、
その一人一人ならではの動きに繋げていく。
そうあるのが、より本来のこの「曲」らしいあり方なのかも、と
思ったりしてしまいました。


ちなみにこのAIが歌う「We Are The World」、
CD収録はされていないようですが、
TV番組「僕らの音楽」(9/1(金)23:30~フジテレビ系)
でのスタジオでのライブパフォーマンスで
歌ってたみたいです。
cf:ユニヴァーサル>AI
http://www.universal-music.co.jp/ai/


追記:ちょっと思いついて、歌詞を検索して訳してみました。
   うーん、やっぱりかなり直球だわ…。

WE ARE THE WORLD


声に耳を澄ますときがやってきた
「いつ地球はひとつになるのか?」という声に


人々が死んでゆく
今、「いのち」に手を貸さなくては
最も大切なこの神からの贈り物に


自分を偽る日々はもう続けられない
だれかがいつか変えてくれるはずだ、なんて


私たちは神のすばらしい大きな家族の一部なんだ
そして、知っているだろう?
一番必要なのは 愛なんだ


*私たちは世界、私たちは子ども
 そう、もっと輝く日を作るための
 だから与えよう
 今、ここに選択がある
 私たちは自分たちの命を救うんだ
 ホントさ、私たちはきっともっといい日にできるんだ
 あなたと、わたしとで


あなたの心を贈れば
彼らは「だれかが気にしてくれている」と判るはず
そして彼らの生命はもっと強く、自由になれるんだ
神は石をパンに変えて示してくれた
だからみんなで救いの手を伸ばすんだ


*repeat


落ち込んでいるとき、希望が全く見えないような気がしてしまうとき
でも全部がダメになってしまうんじゃない、とさえ思えれば
変化は必ず来るんだ、そう信じよう
私たちが一緒に立ち上がれるのならば


*repeat