人の間で生きる。
忙しすぎたせいなのか、
なんだか弱々しいことばかり脳裏を巡る。
人に認められる、ということは、
生きていく上での活力。
大事な活力ではあるけれど、
それを期待して生きると、
期待が外れたときに苦しくなってしまう。
一人、荒野に立つように。
他からの評価なんか気にせず、
自らの足が大地を踏みしめていること、
日々を生きていること、
自分の速度で、一歩一歩、足を動かしていることを
実感しながら生きる日々で
十分に満足できれば、いいのだけれど。
時折、どうしても「こんなにオレ、頑張ってるのに」
「プライベートを殺して組織のためを思っているのに」なんて
いじけた気持ちが首をもたげる。
「なんでだれも理解してくれないんだ」、なんて…。
フリーランスで働いているのでないから、
そんなことを思ってしまうのかも知れないけれど。
だって、頑張ったり、プライベートを殺したりしているのは、
別にだれかに言われてやっているわけじゃない。
自分で選び取ってるわけ、ですよ。
それなら、いいじゃん。自分が選んだ進み方じゃん。
…でも、そうはっきり割り切れたら、
それはそれで悲しいのかも、なんて思ったりして。
人の間で生きるからこそ、「人間」…、なんて(笑)。
評価されず切ないなぁ、とか、
認められなくて悔しいなぁ、とか。
そんなことを思いながら、
そしていつか認められたり評価されたりすることを妄想しながら。
そうやって、自分が前進する燃料にしていく。
そんなカッコ悪い進み方だって、あっていいだろう、と
思う次第です、ハイ。