牡蠣

牡蠣バンザイ!


五反田で友人と飲む。
どの店に入ろうか、とぶらぶらしている内に、
「そうだ、あそこに行こう!」と。


駅からちょっとだけ歩いたところにある、
TOKYO OYSTER BAR。
http://www.oysterbar.jp/
やっぱりこの季節だし、牡蠣がいいよね〜!という話になり。


着いたら、店が予約客で混んでいて、
1時間なら席が作れる、とのこと。
軽く食べて飲んでなら、それで十分だろうと入店。


いやぁ、これがもう、ウマいのなんのって。
店内の黒板に書かれた、その日入荷している
生牡蠣リストの7〜8種から、
店員さんに「食べ比べて違いがありそうなの」と
リクエストして、3種を選択。
タスマニア産の「オリンピア」、三重の「的矢」、
アメリカの「クリスタル」…だったかな?
ちょっと名前はアヤシイけど、
三つの産地のものを食べてみました。


これが、全然違うんですよ。
タスマニアのものは、すごくクリーミーな感じで柔らかく、
三重のは歯触りも味もしっかりしていて、
なぜか胡瓜のような風味も感じました。
アメリカのものは味が濃厚で。
(味と産地の組み合わせ、こうだったと思います…。
 写真奥の直径3センチほどの小さいのが濃厚なやつ、
 右側が三重、左手前がクリーミーなやつ。
 奥と左手前、どっちがアメリカでどっちがタスマニアだったか忘れました…)


そして、この生牡蠣の他に
牡蠣のキムチ、牡蠣の塩辛を取り、
オイスターノというイタリアワイン古酒に、
牡蠣じょっぱりという日本酒を飲みました。


この酒が、どれも牡蠣に合う!!
牡蠣じょっぱり(これは多分「じょっぱり」。
Tokyo Oyster Bar版にラベルを作ったやつかも)は辛口で重すぎず、
牡蠣の塩辛にベストマッチ。
しかし、やはりこの日のベストドリンクは
オイスターノ」でしょう。
これ、ワインの古酒、というだけあって
まるっきりシェリーの風味、です。


…って書いておいて、ふと気になってチェックしてみてビックリ。
私、今まで「シェリー」って
ワインを元にした酒の種類(ブランデーみたいな)と思っていたんですが、
どうやらそれがカンチガイだったらしく。
スペインの南、アンダルシア地方の「へレス」という町周辺で
作られる物に限られた名前らしいですね。
シャンパーニュ地方で作られる物だけが「シャンパン」、っていうのと
同じですな。


まぁ、それはともかく。
この「オイスターノ」、牡蠣食に適するよう作られたらしいんですが、
そういうだけあって、味の適度な濃さがたまらん〜〜っ!
牡蠣もうまくなるし、オイスターノもウマイ、と。
1時間という時間制限がなければ、
グイグイ進んで、お勘定もきっと恐ろしいことになっていたでしょう。