#0006 忌野清志郎/SILENT NIGHT

行ってきました、キヨシローのライブ!!
忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS」
っていうのが今回のバンドの名称で、
SHIBUYA-AXでのライブ。
メンバーは、
三宅伸治(G)/中村きたろう(B)/厚見玲衣(Key)/宮川剛(Dr)、
梅津”ドクトル”和時(A.Sax) /片山広明( T.Sax)/ 渡辺隆雄(Tp) です。


この日、私は昼間と夜遅くに
ダンスのリハーサルがあったのですが、
その間を縫ってのライブ参加です。


これがもう、最高!!!!!!でした。
私にとっての今年のベストライブ3に入るのは間違いなし。
キョシロー、かっちょええ〜〜!
ああいう50代になりたいもんです。
グラビアプリント柄のスーツや
スパンコールでキラキラのピタピタシャツが
あれほど似合う50代がいるだろうか!?
まぁ、残念ながら私はタイプが違うので
あの路線は目指しはしませんが(笑)、
憧れてしまうことは確かです。
2004年2月、パルコ劇場での「ワンマンショウ」では、
最後列だったせいかイマイチ自分的には盛り上がらなかったので
(レアチケットだったのに…)、
One Man Show [DVD]
ショーマンシップ満載の今回のライブでは
まさにキヨシローの醍醐味を味わわせていただきました。

オープニングから、トナカイが巨大なプレゼントボックスを
ステージに運び出すと、その中からキヨシローが登場する、という
待ってました!なギミック満載。
もちろん、キヨシローのこのところのライブではお馴染みとなった
マントショー*1も何度か登場しましたよ。


そして、懐かしい曲も山ほどやりましたよ。
「ドカドカうるさいR&Rバンド」とか
「雨上がりの夜空に」、「トランジスタラジオ」、
「ダーリンミシン」「スローバラード」とか。
「Sweet Soul Music」から「White Christmas」メドレーもありました。
ええ、12月25日のライブですからね。
記憶では、「ベイビー!逃げるんだ」とかもやりました。
「エンジェル」はやらなかったかな、残念。
そうそう、他には「指輪をはめたい」や「お墓」もやりましたよ。


12月25日のライブ、といえば
私がおそれていたのは、
あの定番のキヨシローの呼びかけ「愛し合ってるかい?」があったら
どう答えよう…、というもの。
ええ、このライブ、一人で行きましたよ、スミマセン。
しかも今、独り者ですから、私。
クリスマスライブ単独参加斬り!って感じです、切腹(涙)。
そこだけちょっと「イェー!」という返事が
力無くなってしまった私でした。
でも、いいじゃないか、楽しかったんだから(>自分)!


私は1階フロアでかなり前の方に位置取ったので
(やっぱりスタンディングのライブは前!でしょう)
キヨシローや三宅伸治、梅津さんや片山さんが
ほんとに間近に見られました。
梅津さんのアクションもイイ感じだし、
片山さんがまた渋くていいんですよね〜!
一見普通のサラリーマンっぽいいでたちが
(いや、本人はズートなイメージなのかもしれませんが(笑))
カッコいい!です。
Keyの厚見玲衣氏ってVOW WOWの、ですよね。
あのカーリーロングヘアを振り回してのキーボードでの大車輪弾き!?に
また感動。
宮川剛氏は元J&Bでしたね、たしか。
ええ、彼のパフォーマンスもよかったですよ!
ちょっとオチャメで。
キヨシローのライブはバンドメンバーが
また魅力的でスゴいメンツが揃うんですよね〜、さすがキング。


その名も「KING」(2003/11)というアルバムを出している彼ですが、
来年からは「GOD」と呼んでくれ、とのこと。
KING
開場では「ゴッド〜〜!!」というコールも起こり、
それに「なんだい?」と素で答えるゴッドに
ほほえましさを感じたりして。


そして、キヨシローの「渋谷AX ベイベ〜〜!」のかけ声に
フロアはめちゃめちゃヒートアップ。
この日、かなりフロアのノリもよく、
キヨシロー御大も「今日は最高だぜベイベー!」と
お喜びのご様子でした。


これまた定番のコール&レスポンス、
「もう一発いくかい?」「イェ〜!」でアンコールもあり、
最後にはキャンドルの灯りの中で一人で歌う
レノンの「イマジン」で締め。
ホント、感無量……!!です。


生で大好きな曲を聴いたり、グッとくる曲を聴いたりすると
この歳になって(だからこそ?)ウルッ、ときてしまう私ですが、
今回は何度も目頭を熱くしながら
最後まで熱く熱く燃えました!!
あぁ、これでいい年越しが出来そうだ…。


(このライブレポ、後日になって書いています。
当日はヒートアップしすぎて、日記を書くどころではなく…(笑))

*1:ジェームス・ブラウンのライブの定番。
ライブ中に疲れ果てたJBが、マントを肩にかけられてステージ上から退くかの様子を見せると、
なんと!マントのソウルパワーによって復活!!!元気に歌い出す、という内容です。