サラウンドの世界

NIROのサテライトスピーカー


前からなんだかサラウンドのシステムに関心はあったのですが、
配線の面倒さを考えると、つい「まぁいいや…」となっていたのです。


しかし!ついに購入してしまいました、5.1chのサラウンドシステム。
といっても、やっぱり配線のシンプルさには固執しつつ、
日経トレンディ」などのメディアで高い評価を受けていた
(しかも5万円以下、という値頃感の)
「NIRO」NIRO400を購入しました。


これ、スピーカーやアンプを繋ぐケーブルは2本だけ。
ウーハーとアンプ、そして5つのスピーカーが一体型になった
サテライトスピーカーとアンプ、という
それぞれを繋ぐケーブルがあれば、
主たる配線は完了。
そう、これは「サテライトスピーカー」という5つのスピーカー
(フロント用x2、サラウンド(リア)用x2、センター用x1)
が一つの筐体に収められたものがキモなわけです。


さて、接続を終えたら、
あとはDVDプレイヤーやBSチューナーとアンプを繋ぐ
ケーブルと、アンプから伸びる電源ケーブルを繋げば
完了、です。
まさに、スッキリ!


それで、いそいそと接続を終えて
DVDプレイヤーに最初にかけたのが
Ben Harper & the Innocent Criminals」の
「Live At The Hollywood Bowl」。
実はこのディスク、買ってからまだ観て(聴いて?)いなかったんです。


いやぁ、イイですよ、これ。
さすがに、実際に自分の後方にリアスピーカーを
置いているわけではないので、
それと比べたら臨場性は弱いとは思いますが、
なかなか雰囲気出ています。


この商品は、オンラインor電話でしか注文を
受付していないらしく、
私はオンライン(http://www.niro1.com)で注文しました。
で、その届いた商品と一緒に入っていたのが、
ホームシアターファイル」という雑誌の抜き刷り
(2004年9/10月号(vol.25))
そこで、他社の商品(Pioneer HTZ-323DVやBOSE3.2.1など)と、
NIROのフラグシップモデル「NIRO REFERENCE」が
取り上げられているんです。
その記事中で、「サブウーファーとの繋がりは、
壁反射で低音を補強するといい」とあったので、
ウーハーは壁に近づけてセッティングしてみました。
これ、けっこう効果ありましたよ。


まぁ、私にとって「サラウンド」のイメージと言えば、
身近な知人がサラウンドシステムを導入したときのセリフ
「”トップガン”を観てると、飛行機が後ろから前に
飛び去っていくのが判るんだよ!」というところに行き着くわけで。
残念ながら手元にはそうした
立体感あふれた音を出しそうな
アクション系のDVDがないので何とも言えませんが、
このNIRO400、そこそこは健闘しそうです。
これから、アクション系の映画を観るのが
ちょっと楽しみです!