#0026 HIFANA/FRESH PUSH BREAKIN'


FRESH PUSH BREAKIN’
今日はバキバキのブレイクビーツで、
HIFANAハイファナ)!!!
でもこのユニット、ただのブレイクビーツじゃありません。


最初にHIFANAを知ったのは、
ヒューマンビートボクサーAFRA
(FUJI XEROXのCMで有名になりましたよね、
声でドラムやらスクラッチやらの音を出して
一人で同時に三つの音を口から出す、っていう
彼です)から繋がって
「完全手動ブレイクビーツ」のHIFANAという
ユニットがいる、という話を聞いたところから。
もともとAFRA繋がりでこのHIFANAのディスクを買ったので、
かなり「生音」的ブレイクビーツを期待していたのですが、
実際はちょっと違いました。
サンプラー(MPC2000?)は使ってるんです。
でも、それ以外は(ライブパフォーマンスでは)
生ドラムやターンテーブル(Vinal+CDJ)を駆使したステージングで、
シーケンサー(フレーズの流れをプログラムして演奏する機械)も無し。
アナログ感こそないものの、”完全手動”感が満載です!!


で、このディスクはCD+DVDで二枚組なんですが、
そのDVDに収められていた「ASALATO」の映像を見て
まず「こりゃメチャメチャカッコイイ!!」と
撃たれました。
アサラト(別名パチカ*1)という
マラカスのような音を出す丸い玉が二つ紐で繋がった
楽器?を使って、シャカシャカッ、ツーッ、シャカシャカシャカカッ、と
二人でまさに”生音ブレイクビーツ”を
作り出していくんですよ。
やっぱりこういうリアルタイム演奏の人たちって
CDの音だけじゃなく、映像で見ないと
その良さが伝わりませんね…、
このファーストアルバムがDVDとのカップリングっていう設定、
まさにツボ、です。
AFRAのファースト『Always fresh rhythm attack』は
その辺り、彼のスゴさがCDでは見えにくい為に
ややマイナス評価、ですが。
ALWAYS FRESH RHYTHM ATTACK
でも、クラブで二度ほどAFRAの生パフォーマンスを見たんですが、
やっぱりメチャメチャすごい!!!!!!!!
そのパフォーマンスを見た後は、
ついつい「ドゥンドゥンツゥートゥクトゥクトゥクドゥン!」って
口で練習してしまいました。
下のFuji XeroxのサイトでCMの動画が見られるので
未見の方はぜひドーゾ!
http://www.fujixerox.co.jp/event/cm/dcc_f450/index.html#afra )
もともと「体一つで何かを表現する」っていうことに
すごく関心があって、
ジャズダンスやストリートダンスをしてみたり、
ホーミー*2を練習してみたりしていたので、
AFRAHIFANA、それからSTOMP(ジャンルが違いますが…)や
タップダンス(グレゴリー・ハインズ最高!)を見ると
ググッ、と来てしまうタチなんですね。


このDVDを見ても判るんですが、
彼ら(KEIZO Machine! とジューシーの二人組)って
スカした感じがなくていいんですよね〜。
楽しみながら音を創ってる、って感じが
ビシビシ伝わってきて。
このあたり、AFRAにも同じ空気を感じます。


で、彼らのサイト(http://www.hifana.com)を見ていたら、
11月20〜23日に東京ではラフォーレ原宿で開催される
映像フェスティバル「resfest」(http://www.resfest.jp)で
HIFANAの「FATBROS」の上映がある、っていうじゃないですか。
(resfestは、東京の他は大阪、福岡にて開催)
この「FATBROS」はアニメーションとのコラボで、
前述の「ASALATO」ほどのインパクトはありませんが、
妖怪が山盛り登場のアニメとビートのコラボ、
やっぱり大画面で見てみたいです。
resfestの上演スケジュールが固まったら、
即チケ取りますよ!!!


そして、そのresfestまで待てずに、
早速、彼ら(HIFANAAFRA)がからんでいるDVD「LOUD COLORS」を
注文してしまいました。
HIFANAのディスクを扱うDMC-JAPANのサイトでは現在品切れ中のようですが、
http://www.dmc-japan.com/sqrew/shop/shop_086_Loudcolors.html
googleで検索したらまだ取り扱っているショップがあったので
即注文ボタンをクリック。
あぁ、届くのが楽しみです!

*1:cf:http://homepage.mac.com/hyoukoma/patica/

*2:モンゴルの歌唱法で、一人で二つの音を口から出してハーモニーを奏でるというもの