瀬戸内海に浮かぶ船を見ていた

jackali2004-09-05


島、ってなんだか好きです。
町中では、家々の間のちょっとした小道。
海辺に行けば、港に係留された船や
岸壁で釣りをする地元のおじさんたちが
すごく魅力的に見えてしまいます。


宿泊したベネッセハウスの部屋のテラスから
海を眺めていると、
瀬戸内海を行く貨物船やフェリー、漁船たちが
ゆっくりと動いているのが見えました。


船、って、やっぱり好きです。
自分が乗り込んで、甲板で潮風を感じているときも、
遠く陸から眺めているときも。


特に、遠くから眺めているときは、
なんだかゆったりとした心持ちになれて。
あぁ、時間は流れてるんだなぁ〜、なんて
妙に感傷的になったりします。


そして、夜、海に浮かぶ船を見ていると
いつも思い出すのが、
マダガスカルの夜の海辺。
知り合った現地の男性が、
沖に浮かぶ船を見ながら語ってくれた
将来の夢の話。
「僕は、マダガスカルをぐるっと回る定期航路を
 つくりたいんだよ」、と。
「そうすれば、みんながマダガスカルのあちこちに
 気軽に行けるようになるし、貨物の輸送も便利になる。
 絶対にその船は、はやると思うんだ」。
彼の夢は多分まだ実現していないでしょう。
でも、きっといつか彼ならば実現させてくれる気がする。
そんな事が、海の夜景と共に、ふと思い浮かびます。