どうなる!?ほぼ初体験のツアー旅行。(to tibet)

上海へ向かう空の上から

(*この日記は帰国後に、旅程を振り返って書いたものです)


【1日目】羽田→関空→上海→カトマンズ


8月8日。
ついにチベットへと旅立つ日がやってきた。
羽田を7:35に発つ(<早い!!)飛行機で
関西国際空港まで。
そして、その関空チベットツアーのメンバーと
ご対面となり、少しギコチナイ会話を交わしながらも
一路、最初の滞在地であるネパールはカトマンズへと飛ぶ。


正直言うと、ツアーでのチベット旅行ということで、
少なからず残念には思っていました。
夏休みを取れる日程(仕事のダンドリ)が決まってからは、
一人旅行のつもりでいろいろ旅行会社にあたっていたのですが、
なにぶん手配スタートが遅かったために
結局チケットが無事手配できたのがツアー旅行のみ。


本当は、一人で(不安を時には感じながらも)うろうろと
徘徊するのが好きな私としては、
旗を持ったガイドさんの後ろをゾロゾロと
ツアーメンバーが行列をなしている姿が
思い浮かんでしまって…。
実は、これまでマトモにツアー旅行ってしたことがないんですよ、私。

でも、今回はツアーメンバーは私を含めて6人と
まぁまぁ少人数。
一見すると皆さんごく普通の方でしたが、
チベットへ行くというだけあって
次第に一人一人の個性が短い旅の間にも見えてきたりして、
ツアー旅行の意外な(?)おもしろさも感じた旅でした。
幸い、旗を持つような同行添乗員もいませんでしたし。


上海で、いったん機内清掃などで飛行機から降りて空港構内に入り、
ロビーでブラブラ。
すると目に飛び込んできたのが、
なんだか見慣れたような見慣れないようなお菓子のパッケージ。
日本の観光地でもよく見かけるようになった
ジャンボサイズの箱入りの定番お菓子・御当地版のいでたちです。
そう、なんとグリコ・プリッツの中国版(笑)。
その箱には、「PRETZ」の文字と共に「百力滋」という漢字が…!
さすがですね〜、グリコ。
で、帰国後、検索してみたら
最近発売になったばかりだったようですね。
しかも、味が3種類もあった模様。
cf:グリコ・プレスリリース
四川料理味/北京ダック味/広東フカヒレスープ味だそうですよ。
さすがにあまりに箱がデカくて、旅の始まりに買うには抵抗がありすぎたので
結局、買わずに帰ってきましたが。
”御当地モノお菓子”の波は、ここまで……。


この日は、上海を発つのが遅れ、
またカトマンズの空港に着いてからも
入国審査では入国審査官の人数が少なく、長蛇の列。
本当は7時頃にはホテルにチェックインのはずだったのですが、
宿に着いたときにはもう深夜といってもおかしくないくらいの
時間になってました。


でも、空港からホテルまでのワンボックス車の中で
デコボコ道から全身に伝わってくる振動を
感じながら見る町の景色は、
どこか以前に訪れたマダガスカルの町並みを思わせ、
しみじみ。


ホテルの部屋に入り、5階の窓から眺める
初めて訪れたカトマンズの夜景は、
どこからともなく流れてくる賑やかな音楽とあいまって
”あぁ、旅だな〜”と実感させるに十分すぎるものでした。