#0012 TAKKYU ISHINO/BERLIN TRAX

はい、今日は気分を変えて石野卓球です。
テクノ、って最初、あまり好きじゃなかったんです。
どうもピコピコいってるイメージがちょっと…。


でも。
以前にこの石野卓球の『ベルリン・トラックス』を聴いた時、
パッ、と開眼しました。
BERLIN TRAX
これ、ピコピコいってない!!!


もちろんデジタルを使ったサウンドなんでしょうが、
生音っぽいです。
モゴモゴ、ブコブコ言う低音の上に、
ハイハットの金属音がチッチッ。
もちろんメロディアスではありません、
ミニマルな印象が強いですね。
最初にこのアルバム4曲目の
「Stoned Dee-jay don't lie」を聴いて、「スゲェ!」、と。
最小限の音から、少しずつ音が増えていくあたりなんか、
リズム魂(?)にグッと来ました。


私の記憶では卓球氏がドイツにいっていたときに
作ったアルバムじゃなかったかな。
あっ、今思い出した、
そういえば前に赤坂Blitzでの電気グルーヴ
ライブ(って言わない?なんかテクノに
ライブっていう言葉、似合わない…)に
行ったことがありました。
あれは1997年の「野球ディスコ」ツアーだったのかな、
砂原良徳(まりん)が入院して一度延期になった後の公演で、
「まりん大丈夫か〜?」なんて思いながら
ステージのまりんを見てた記憶があります。


私はやっぱり生音っぽいものが好きなのかも。
ハウスもニューヨリカン・ソウルで開眼しましたし。
ニューヨリカン・ソウル

わーい、生音(っぽいもの)バンザイ!
(未だにピコピコのテクノはちょい苦手です…)