#0007 V.A./Key of Stevie--Stevie Wonder Songbook

夜のホーム


ちょっと前に買ったCD、
『Key of Stevie--Stevie Wonder Songbook』ASIN:B0001FACJ8

いわゆるトリビュート盤で、2枚組。
そのほとんどが、収録されているアーティストが
各自のアルバムでカバー収録していたり、
ティーヴィー自身が楽曲提供していたものです。
全16+20=36曲中、新収録らしいのは
Disc-2のシュープリームスによる「Bad Weather」くらいでしょうか、
定かではありませんが(スミマセン)。

でもまぁ、こうしてスティーヴィーの楽曲の素晴らしさが
広がっている様子を感じ取れるというのは、
それはそれで魅力かも。


ちなみにこのトリビュート盤のタイトルは、
ティーヴィーのオリジナル盤『Key of Life』からとったものですね。
キー・オブ・ライフ<リマスター・エディション>


この『Key of…』もかなり名盤らしいのですが、
恥ずかしながら未聴です。
私がスティービー・ワンダーの音楽を改めて「スゴイ!」と思ったのは
『Hotter than July』を聴いたときでしょうか。

ホッター・ザン・ジュライ

この『Hotter…』、収録されているのが
「これってベスト盤か!?」というくらい名曲ばかり。
スティービー・ワンダーと聞いて
「パートタイム・ラバー」しか思い浮かばなかったり、
ただのポップシンガーと思っている人は
ぜひこの『Hotter than July』を聴いてみてください。
…かくいう私も、スティーヴィー=ポップシンガー、と思ってました。
ニューソウルのビッグ・フォーに入るシンガーなんですよね〜。
ダニー・ハサウェイマーヴィン・ゲイカーティス・メイフィールド
そしてスティーヴィー・ワンダー
この四人の中で、一番最後にハマったのが
ティーヴィーでした。
CMにも出たりしてたし、ポップなイメージが強すぎたんですよね…。
食わず嫌いだった、というか。


ちなみに『Hotter…』収録曲の「Happy Birthday」は、
アメリカでキング牧師の誕生日を祝日化することが
なかなか認められなかったことを歌ったもの。
このアルバム発表時(1980)には
まだ祝日化が認められていなかったのですが、
ついに1983年に認められたようです。
(誕生日は1/15、祝日は1月第三月曜日)
この曲がアルバムに収録されてから3年後、
キング牧師が暗殺され、この祝日設立が提案された1968年からは
なんと15年後なんですね〜、いやはや。
cf:New York Black Culture Trivia/ホワッツ・ニュー?


今日はすっかり『Hotter…』の話になってしまいました…。