#0001 サンボマスター/新しき日本語ロックの道と光

空港の夕暮れ

CD屋でふと見かけたサンボマスターの新譜。
そのジャケットに写るメンバーの雰囲気に
目が留まった。
なんか、ボーカルらしき人が、
こぶ平と、爆笑問題の田中の方とを足して2で割ったような
あまりさえない(失礼…!)風貌で、
それが気になったんですな。

その場はCDは買わずに通り過ぎてしまったのだけれど、
近所のレンタル屋で再会。
つい借りてしまいました。


…こりゃスゴイ!
ズン、と来ました。
アルバムタイトルが『新しき日本語ロックの道と光』ASIN:B0000QX35S


タイトルだけ見ると、
ダニー・ハサウェイの『新しきソウルの光と道』
(原題:"everything is everything")ですな。
(名盤!でも、余談ですが、
 Donny Hathawayでは『LIVE』の方が好きですが。)


でも、ぱっと聞くと、全くニューソウルらしくはない。
むしろエレファント・カシマシ(初期)です、これは。
それよりもメロディアスなんだけど、
しっかり”日本語の叫び”が生きている。
おーい、エレカシ。戻ってきてくれ〜〜〜〜〜(涙)。
私にとって、最近のあなたたちはポップすぎです。


で、話は戻ってサンボマスター
2曲目の「そのぬくもりに用がある」で、
「俺は言葉に出来ないからギターを弾くわけですよ! おりゃあ!!!」
とvo&Gの山口隆氏が叫んでギターソロに入るっていうところが
そりゃもう、涙出そうになりますわい。
「…弾くわけですよ」ですよ、「ですよ」。
こんなキャラ、今までいたか!?
せいぜい、
「俺は言葉に出来ないからギターを弾くぜ、ヘイ!」とかでしょ?
(↑自分で書いていて恥ずかしい…)


サンボマスターのライブ、ぜひ見に行きたいです、はい。