編集者というシゴト


汚職やスキャンダルを扱う週刊誌ではない。
パッと開いたときにその見開きのビジュアルに引き込まれるような
グラフ誌でもない。


でも。
「悪を暴く!」とか、
「だれよりも先端を行く!」とかじゃないけれど。


「自分が本当にイイ、と思ったものを伝えたい」
「絶対的にイケてる(と自分基準で思える)ページを作りたい」
ということが、自分のシゴトのモチベーションの基本なわけです。


どこかで、目に見えない何か
(いつも通りいけばいいじゃん?とか、
 この程度でまぁなんとかなるでしょ、とか…。)
の意志が、自分の内部から働いてきたりもするけれど。


ギリギリとのところで。
「自分のできる範囲で、最高のページを作る!」を
モチベーションとしてやっている、
いや、やっていこうとしている、私です。


月刊誌なので、当然締め切りはあるわけで。
「120%納得がいくまで原稿をツメる」とかは
できないことが多々ありますが。
(白紙ページで出版するわけにはいかないし…。)
あとで自分の作ったページを読み返して、
「うわぁ…、ここ、二文続けて同じ文末になっちゃってるよ!!」とかも
あったりしますが。


前を見て、進むしかないでしょう。
それが、苦しくも楽しかったりするわけですよ。


「真摯にシゴトに向き合う!」のモットーを胸に、
明日も元気に働く、締め切り真っ最中のワタシなのです。