全米売り上げ、なんと…!!(グライムだとかクランクだとか)

正直、あんまりクラブシーンの最先端とかに
関心を維持し続けられなくなった気がする。
これが歳、ってものなのでしょうか。


で、グライムだ、クランクだ、ブリットホップだとか言われても、*1
とりあえず聴いてみたりするけど(しかもコンピで、だったりして…)
「ふーん」という。


思えば、2stepの時も、
大沢伸一のWOMBでのプレイとか張り切って聴きに行って
「へー……。でも好きじゃないかも」と思ったりしてた
記憶が蘇ってきた…。


そもそも、ドラムンベースが好きじゃないんですよ。
なので、そこから派生したらしい2stepもあまり…、という。
ハウスも、ニューヨリカン・ソウルが出てくるまでは
どうにも好きになれなかったし。
Nuyorican Soul
Nuyorican Soul/ Nuyorican Soul


で、UKルーツらしいグライムと、
西海岸ルーツらしい(というかLil Jonしかいない?)クランクと。


考えてみたら、UKのクラブシーンに関わるものも、
西海岸のものも、どっちも
近年、自分にとって「これだっ!」と思えるものは
なかったのでした。
あ、これはあくまで個人的な「好み」ベースでのことなので、
ツッコまないように…。


とはいえ、自分にとってのUKの音楽を遡ってみると。
ロックとアシッドハウス、テクノなどを融合させたといわれる
プライマル・スクリームの「スクリーマデリカ」は確かに好きだった。
Screamadelica

そこから遡って、Andrew Weatherallのいた
Sabres of paradiseとか、Two Lone Swordsmen
そしてアレックス・パターソンのThe ORB
アルバムとかも買っちゃいましたからね…。
もちろん、エイドリアン・シャーウッドも聴きましたよ〜。
ええ、足軽尻軽、そして耳軽がモットーですから(笑)。




でも、やっぱりそれらを聴いた後でも、好きなのは
Primal Screamでした。ロックの味が好きなんです、多分。


そうして自分の好みの流れを振り返ってみると、
西海岸ルーツであるクランクに共感できないのも、どこか納得できる部分が。
まだ、グライムの方が自分としては好き、です。
といっても、グライムっていうムーブメント(ジャンル?)自体
まだよく私には判っていないんですが…。


なにかグライムで、あるいはクランクで
「これ、いいかも!?」と思えるアルバムがあったら
またここで取り上げたいと思います。


あ、そうそう。
この日記のタイトルのネタについて触れるのを忘れてました。
クランクのアルバム、Lil Jon & the East Side Boyzの
「Kings Of Crunk」。
キングス・オブ・クランク
amazonの紹介ページにある「CDジャーナル」データベースからのコメントには

ヒット・メーカーとしてシーンに君臨するラッパー/プロデューサーのリル・ジョン。彼のヒット・アルバムが日本盤でリリース。全米で300枚以上のセールスを記録した作品。

ってあるんですよ。
…すごい!全米で300枚!!
カスタマーレビューでも、ツッコまれてます(笑)。*2


私も親戚動員して、手売りしたら300枚くらいはいけそうです…。
ってことは、手売りだけで新たな音楽ムーブメントを
作り出せるって事か!?(<そんなわけはないって…)

*1:グライム、クランクについてはbounce.comのサイトを参照ください。…っていっても2004年を振り返って、という内容の記事ですけどね…。
OPUS OF THE YEAR2004>LEAN BACK(その1)キーワードで振り返る2004年
http://www.bounce.com/article/article.php/1724/5
ちなみに2005年版はこちら!
http://www.bounce.com/articleset/articleset.php/249

*2:オリジナルのCDジャーナルサイト http://www.cdjournal.com/main/cd/disc.php?dno=4104081744 で見たら、きちんと300万枚になってました。amazonのミスですな…