了解済みです、Mr.JT!…が、しかし…。

こんなマルボロライトになる!?


「法令の改定に伴い、順次JT製品の包装デザインを変更します。」
というステッカーがタバコの自販機に貼られたのが
しばらく前のこと。
なんだかよくわかりませんが、
2004年11月下旬から順次切り替えで、2005年6月には全ての
製品が切り替わるらしいです。


で、先日、「新表示対応済」とかなんとか
自販機に書かれていた「American Spirit」を
買ってみました。
うーん、これ、どうなんでしょう…。
デザイン的には大打撃、って感じですが、
冒頭で書いたステッカーには「どの法令」とは
書かれていなかったので詳細不明。
注意書き表記のサイズとか、決められてるんでしょうか。
これじゃあんまり、です。

ええ、別にそこに書かれている文言に異存はございません。

「喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。
(詳細については、厚生労働省のホーム・ページ
www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.htmlをご参照ください。)

はい、その件につきましては当方了解済みです、Mr.JT。
ちなみにパッケージ裏面には、
同様のサイズでこう書かれています。

未成年の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。
周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。

まぁこっちも了解、としましょう。


それにしてもなぁ…。
デザイン的な変動の方がショック、です。
ちなみに、そのAmerican Spiritのパッケージに付いていた
表記部分を切り抜いて、
比較的吸う機会の多いマルボロ・ライトの
パッケージに挟み込んでみたのが、冒頭の画像。
これじゃMarlboro LIGHTSのロゴが全く見えません…。
ロゴの位置を上に上げるとしたら、
「M」をイメージしたとも
女性の唇の形をイメージしたともいわれる
(↑ライトじゃないやつは例の赤色ですから)
マルボロの証、上部のフラッグ型の部分に
乗せるしかなさそうです。
そうしたら、ここはやはり蓋側の部分に
乗せることになるんでしょうね。


思い返せば、出版業界でも
書籍にバーコードを表記すべし、という
ルールが出来てからというもの、
あのバーコードが本の装幀というデザイン作品に
介入していいのか!!といった声が
ずいぶん出たことがありましたね。
今でも一部の書籍では、あの部分は
簡単に剥がせるステッカーになってますが。
タバコもステッカーにすればいいのに…
といっても、さすがにあのパッケージ表面に
大々と貼るのならば
やはりその下に商品名が隠れるわけには
いかなさそうですから、デザイン変更はやむなし、ですね。
どんな変更になるのやら。
うーん、心配です。