必殺・壁の穴!?

コレがフィンガーボード!


久しぶりに一日オフだったので、
夕方から錦糸町のクライミングジムに行ってきました。
ほぼ1ヶ月半ぶりかも…。


一人でぶらりと行ったので、
当然ロープを確保してくれるパートナーはなし。
なので、ロープ不要のボルダリング壁という
低めの壁で、ひたすら練習しました。
最初は垂直の壁でいくつか課題をやっていたのですが、
水色のテープ*1の貼られた、初中級?の課題が
なかなかクリアできず。
水色4番という課題は一度はクリアしたのですが、
5番、6番は最後の二手ほど手前でフォール。
うーん、ブランクで勘が鈍ったのか、
それとも、もともとこの程度なのか…。


だんだん指の力も限界に近づいてきたので、
垂壁はやめて、80度の傾斜の壁に。
こちらの課題は、水色、そしてその上の黄色テープの課題も
スムースにクリア(といっても黄色はその壁に
1ルートしかありませんでしたが)。


と、そこに通りかかったのは、
昨年末のクライミング講習で一緒だった人の姿!
せっかくなので、トップロープの練習を一緒にお願いし、
まずはほぼ垂直の壁に。
昨年末の講習直後のイメージがあったので、
「まぁ無難に5.9くらいでも登るか」なんて思ったら
それが大間違い。半分くらい登ったところで、
あえなくフォール、です(涙)。


この時点で、既にボルダリング壁でかなり疲れていたとはいえ、
一ヶ月半のブランクに愕然とさせられました。
で、しかたないのでその隣の、もうちょっと傾斜のゆるい壁で
5.8に取り組みます。
こちらは、ヨチヨチでなんとかクリア。
そして次第に勘が戻ってきたのか(?)、
次に不安を抱きながらトライした5.9も無事クリア。
少しだけホッとしました。


それにしても、ブランクが大きく響いていたことはたしかです。
こんなことではイカンっ!!!と、
実は、そのジムに付属のショップでこんなグッズを
買ってしまいました。
いえ、前から買おうとは思っていたんです。
このデコボコの変な物体。


…そう、これがフィンガーボード!
いえ、ギターとかのネックに付いている指板じゃないですよ、
あたりまえですが。
こいつを家の壁やら戸口の桁に取り付けて、
家でもブラブラとぶらさがりながら指力を鍛える、という
ためのグッズなのです。
ほら、よくみると大小さまざまな大きさや形の穴が空いていて、
突起もいろいろ付いていますよね。
これで7,000円ほどだったかな。
metoliusというアメリカ?のメーカーのものです。
しかし、買ってきたからと言って
すぐにつかえるわけではないんですよ、コレ。
なにしろ壁に取り付けて、そこに体重60キロ以上ある人間が
ブラブラぶら下がるわけですから、
絵の額縁を取り付けるようにはいかないわけです。
そこで考えたのが、


1.戸の木枠にビスで固定用の板を留め、そこにこの
フィンガーボードを固定(メーカー推奨方式)
2.超強力突っ張り棒(衣類を押し入れに収納したりする時に
使うヤツです)を二本ほど使って、
フィンガーボードに固定した逆J字型のフックを
そこに引っかけて使う


やはり安定感で言えば1の案がよさそうではありますが、
なにぶん、適当な板材を買ってきたり切ったりするのが面倒。
なので、イレギュラーではありますが2の案を
採用することにしました。
webで調べた結果、狙いを定めたのは
平安伸銅工業製の「突っ張り超強力極太ポール」の
一番短いサイズ。
長さも73〜113センチ対応でうちの設置場所にもピッタリ、
そして耐荷重も一本でマックス70kgらしいです。
これを二本使えばバッチリではないか!?と。
パイプ径は34〜29.6ミリとのことなので、
それに合わせた35ミリ径対応くらいのJ型金具を探して
スペースにはゴムシートでも噛ませればイケるはず。
うーん、楽しみです。
私が家族持ちだったら、きっと家族に設置を
反対されそうなところですが、
そこは残念ながら(笑)心配なし。


とはいえ、このところ忙しくて
買い物に行く時間がないんだよなぁ…。
このフィンガーボードが我が家に取り付けられ、
タイガーマスクの「虎の穴」ならぬ
ライミング達人養成の「壁の穴」!と
なるのはいつの日のことか。
(…って、「壁の穴」じゃパスタ屋か…)

*1:ライミングジムでは、壁にたくさんのホールド(手がかり)が付けられていて、その中の指定されたホールドのみを使って登る、という課題が何通りも設定されているんです。で、その課題がわかりやすいように、このジムではホールドのそばに色が付いて番号が書かれたテープが貼られている、というわけです。