帰国しました

東京の夕景


本日、無事チベット・ネパールの旅から
帰国しました。
いろいろ書きたいこともありますが
とりあえず今日は簡単に。


海外に旅に出ると(といっても年に一回行けば多い方ですが…)、
帰国した後に、
日頃見ていた日常の景色が
ちょっと変わった視線で新鮮に見えますね。
また「当たり前の景色」に戻ってしまうまでの
ほんのちょっとの間の
”視線の時差ボケ”が
好きです。


海外に行くと
日頃よりも視線が上下に移動していたことを、
帰国してみて改めて感じます。
目を上げれば雲、空。山の稜線や街並みのスカイライン
足元を見れば、
ボコボコに穴のあいた車道だったり、
ちょっと質感の違うアスファルトだったり。


食べ捨てられた果物の皮や、読めない文字の並ぶ新聞の切れ端、
そして日本にいるときとは、違った並びを見せる星。


日常の中では、
”視線を泳がせる”っていうことを
忘れてしまっているのかなぁ。


店を探すときは看板の高さばかりを見て、
歩くときは目の高さから下ばかりを見て。


東京の空も、
私にとってはやっぱり”キレイ”です。
空気の澄んだ、ネオンサインや電飾看板の少ない場所での
キレイな空とは、また違いますが。