#0015 Sonny Terry/Sonny is King

帰宅し、テレビをつけたら
たけしの「誰でもピカソ」をやってました。
そこに登場したブルース親子
(親:ギター、子:ブルースハープ)を見て、
ふと思い出したように
CDプレイヤーにかけたのが、このCD。
ソニー・テリーの「ソニー・イズ・キング」ASIN:B000000XXH


ブルースハープ(平たく言えばハモニカですね、
厳密には違うのかもしれませが…)のプレイヤーとしては
サニー・ボーイ・ウィリアムスンIIや
リトル・ウォーターなんかも思い浮かびますが、
まず私にとって思い出深い一枚、といえば
やっぱりこの「Sonny is King」。
(ところで、私にとってSonny Terryは
 ”ソニー”・テリーって感じなんですが
 Sonny Boy Williamsonは”サニー”ボーイ・ウィリアムスン
 なんですよね、なぜか。
 同じSonnyなんですが…。)


たぶんブルースハーピストがリーダーの
アルバムで、最初に買ったのが
これではないかと思います。


というのも、
ブルースハープってカッコいいなぁ」と思って
入手した最初のブルースハープ入門書が、
洋書の「Sonny Terry's Country Blues Harmonica」ISBN:0825601665
だったんです。
その本の表紙に写っている、
ソニー・テリーのモノクロ写真がほんとに格好良くて。
レッスン用のソノシート(<古い…)が綴じ込みになっている本でした。
それで、その本を買った後でアルバムを入手したんですね。


ただ、ソニー・テリー、そのハープのプレイはいいんですけれど、
ボーカルの声がちょっとクリアボイスなんですよね。
ハウリン・ウルフのようなダミ声がどちらかというと好きな私としては、
そこがマイナスポイントかな、と。


このアルバム「Sonny is King」、
10曲中5曲は、ライトニン・ホプキンス/Lightnin' Hopkinsがギター、
そして残る5曲のギターはブラウニー・マギー/Brownie McGhee。
ギターもしっかり聴きどころでっせ。
二人のギタリストのうち、どっちが好きか、といえば、…うーん、
ライトニン・ホプキンスでしょうか。
他にも好きなブルース系のギタリストはいろいろいますが、
中でも特徴的な人、といえば
左手の指が六本あったという伝説のある
ハウンドドッグ・テイラーが好きですね〜。
エレクトリック・ブギってやつでしょうか。
彼のアルバム「Hound dog Taylor and the HouseRockers」、
これ、ロック好きにもほんとにオススメですよ。
ハウンド・ドッグ・テイラー&ザ・ハウスロッカーズ
この人の声、独特の鼻にかかったような少し高めの声なんですが、
典型的なディストーションサウンドのギターに
バッチリはまってるんですよね〜。
1曲目のイントロから、ゾクゾクッ、と来ます。